スタッフ紹介①(音響)
皆さん!こんにちは!
劇団コギト新3年の木村桃香です。
新歓公演では音響を担当しています!
さて、今回は
「音響」
とは一体何をする人なのか、簡単にご紹介したいと思います。
音響というのは、その名の通り、劇中に流れる音をつかさどる役職です。
BGMや効果音、本番が始まる前の開場中や、終演後に流れる全ての音を担当します。
さっそく音響の仕事の流れをご説明しましょう!
あくまでも劇団コギトで音響をやるとこんな感じになるよ、ということなので、一般的な音響さんの仕事とは多少違うかもしれませんが、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです☺️
①演出と相談
劇団コギトでは公演ごとに脚本・演出を担当する人が変わることがほとんどです。
公演ごとに作風が変わるので、使う音もそれに応じて変わってきます(効果音をたくさん入れましょう!この曲は必ず使いたいです!などなど)
そのときの演出さんと相談し、作品のイメージや具体的な音へのリクエストなどを受けて、音響の方向性やプラン(ここでこの音を入れる!という)を決めていきます。
②音集め・編集
こんな音を使おう!という大体のプランが決まったら、その音を集めます。
これには色々な方法がありますが、インターネットで調べたり、CDを借りたり、場合によっては録音したり(!)、あらゆる手段を駆使して音を集めていきます。
また、それと同時に音源の編集をすることもあります。音響ソフトを使って、音を切り貼りしたり、重ねたり、、色々なことができます!
この作業は多くの場合、家で1人でやるので、特に写真はありません笑
地味な作業に思われるかもしれませんが、音楽好きとしては、色々な音楽を聴けるこの時間はとても楽しいですよ!
③スピーカー設置
本番で使うスピーカーの位置や数を決めて、アトリエに設置します。
→コギトで使っているスピーカーです。大きいね!
スピーカーを置いたら、脚立に登ってパイプにコードを巻きつけます。
コードはスピーカーからオペ室(←後ほど詳しく解説!)まで引っ張っていきます。
→写真に写っているのは照明さんですが、音響も同じようにコードを巻いていきます
④稽古に参加!
本番前になると、集めた音を役者の稽古に合わせて流していきます。
②で集めた色々な音源を試して、演出さんからフィードバックをもらいながら、よりふさわしい音を選びます。
それに加えて、電話の音などは役者の演技に合わせて音を流す練習をします。
→パソコンだけでなく、様々な機材を使って音を流します。真!剣!!
⑤本番中に音を流す!
さあ!やっと本番です!準備長かったね!
①から④まで、積み重ねてきた準備と練習の成果を、本番で発揮します!
本番はガチガチに緊張しつつ(個人差はありますが、音響は絶対にミスができないので、私は役者をやる時よりも緊張します…)「オペ室」と呼ばれている場所から音を流します。
オペ室は一番後ろにあるので、演技している役者はもちろんのこと、観劇しているお客様の空気も感じながら操作することができます。
これもなかなか出来ない体験で、面白いですよ!
と、こんな感じで音響はせっせと働いています。
音響ひとつで劇の雰囲気も役者の演技も変わってくるので、とても重要な役割なんです!
…しかし音はブログではお伝えできないのです笑
ぜひ公演を観て確認してみてくださいね👂
さあ、この記事を読んでちょっとやってみたいな〜と思った新入生の皆さん!
なんと、新歓公演『ヒーロー』を観た後に、音響と照明の体験ができます!
実際にオペ室で機材を触ってみたり、操作していた先輩の話を聞いたり…
毎公演後に開催しますので、興味のある方はぜひ公演を観にいらしてくださいね✨
それでは!
皆さんとアトリエで会えるのを何よりも楽しみにしています!😊
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!木村桃香でした〜🍑
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劇団コギト2018年度新歓公演『ヒーロー』
【日時】
4/13(金)19:15
4/14(土)14:30/18:30
4/15(日)14:30/18:30
4/16(月)19:15
開場はそれぞれ開演の30分前を予定しております。
終演後に新入生向けの音響・照明の体験会があります。
【場所】
一橋大学西キャンパス学生会館 1階
コギトアトリエ
【料金】
無料(カンパ制)
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